時々、友達から恋の悩みを打ち明けられることがありますが、そんな時いつも思うことがあります。
「私に聞くなよ!」と。
私は恋愛マスターなわけでもないし、人様にアドバイスできるような立派な身分ではないと思っているので。
まぁでも、だいたい女の人って誰かに話すことで気分が晴れたりするので、聞くだけ聞きますが。
本当に聞くだけなので、なんだか申し訳ない気持ちになることがあります。
この前も、男友達のK君から恋愛相談を受けました。
男の人からの恋愛相談って結構珍しいと思うんですけど、K君は昔から思考が女の子寄りなので、まるで女友達と話しているような感じなんですよね。
肝心のお相手は、一回り以上年下の女の子。
どうやら彼氏がいるらしいのですが、あまりうまくいっていないとのこと。
「相談に乗って欲しい」とか言って、K君をご飯に誘ってきたりするんだそうです。
K君のほうは付き合いたいと思っているけれど、彼氏がいる女の子に告白してもいいものかどうか、思い悩んでいるようでした。
話を聞く限り、なかなかの小悪魔ちゃんと見ました。
食事は全てK君持ち、車で送迎をさせる、プレゼントをねだる・・・。
そして、彼氏と別れる気配はない。
ちょっと、K君カモにされてますよ~!
・・・と言いたいところでしたが、ぐっと飲み込みました。
安易に反対意見を言うのは、あんまり良くないかな~と。
遠まわしに「もしかして利用されてるってことはないよね?」と聞いてみたんですが、「いや、そういうことできるような子じゃないから!」と。
恋は盲目とはこのことですね。
とりあえず、気持ちは伝えた方がいいと思うけど、タイミング見たら?とだけ言っておきました。
私なんぞがどうこう言える問題でもないですが、とにかくこれだけは言いたい。
「どうなるにせよ、後悔することのないように!」
失恋が描くふたつの未来予想図
失恋後、彼の周囲にいた“候補者”たちと彼との未来予想図を描いて勝手に傷つく。
わたしは驚いた。空を見上げても前を向いても彼の姿はどこにも見当たらないのだ。いっそ彼が有名人だったなら、検索すれば画像が見られるでしょう。
ところが、今のわたしはキムタクに告白されるより彼にひと目会えることを切望していた。
食事も全然喉を通らない。5キロは痩せただろうけど、そういう時に限って体重など、どうでもよくなってしまう。わたしは空を見上げた。
この果てしない大空の下のどこかにはいるわけだ。もし死んでたら?お葬式に参列させてもらおう。泣き崩れる私の姿に、ご遺族も列席を許してくださるだろう。
そんなドラマチックな……。自嘲気味になって見遣る路傍では、泣いた幼児をお母さんがなだめている姿が目に入る。そういえば、彼は結婚適齢期の男性。
いつの日か誰かに子だねを与え、誰かの父親になるのだろう。突如わたしの視界が真っ暗になった。
豪雨?と空を見上げるも雲一つない快晴。気を取り直し、よろよろと真っ青な顔で歩き出す。その途端に映像が頭に浮かぶ。周囲の女子の誰だかと結婚した彼が、自分の子どもを背負ってる姿。
パターン1.例の年下の従順な女子社員。これは結構考えられた。理知的なふたりだ。彼女は6歳年下で、絶対に処女。優しく“それ”を教える彼と初々しく教わる彼女。
お似合いかもしれない。なぜならこんなにも容易く想像できてしまうのだから。
パターン2.わたし同様、派遣社員の子。自由奔放って感じ。留学だか遊学だか米国帰り。ああいう自由系の人とああいうかっちりした人がくっつくというのもオツなものかも。
オツ?ふたりに子どもが生まれても、オツで済みますかね?今一度自分に問いかける。
ヨロッと何かに躓き足元を見ると。なんだ小石だ。わたしは泣けてきた。涙の塊が喉に挟まって息苦しい。このままわたしは死に、パターン1だか2だかのふたりは幸せに年を取る。
いずれのパターンあれ、賢者のようにふたりは老いていくのだろう。
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